2012年7月26日(木)
昨日から会社は電力休暇だったけど、昨日は休日出勤して仕事を片付けた。
今日は釣りに行くぞぉーと思っていたわけでもなく、暑いからどうしようか・・・と思っていたところ、子供が釣りに行きたいと言うのでお供することに。
今日の荘川は30℃超えになる予報が出るくらい暑いらしい。
早々に涼しい渓に入りたいところだけど、数年ぶりの釣りになる子供の練習に付き合わないと、ルアーがいくらあっても足りない・・・。
まずは年券を購入し一色川を見て回った。
釣り人が1人、2人・・・あれっ?どこかで見た顔!?
会社の元同僚YYさんだった。夜明けと同時に釣りはじめ、良いイワナを釣ったとのことで、これからご飯を食べて帰るらしい。ある意味一番良いパターンかも。
こちらは子供(中2)のルアー投げ練習からスタート。
さすがに一色川の日向は暑い・・・。堰堤まで下って練習終了。
堰堤下では地元のおっさん?が手掴みで魚をGETしてた!?
練習を終えたところで、涼しい渓へ移動。
早めの昼飯を食べて、しばらく昼寝(子供は読書→ゲーム)で涼んでから入渓。
プールはルアーで攻めて、ここぞというポイントだけフライを浮かべたが、ともに反応がない・・・。
大きなプールではルアーを追いかける魚が見えたが、食いつく感じではない。
そんな時、ルアーを投げる子供の向こうで、突然何かが動いた!
20mほど先の林道護岸際で右往左往するカモシカが居たのだ!
カモシカはじっとこちらを見つめていたが、諦めて上流に戻っていった。
子供には良い体験になったかもしれないけど、僕にはイヤな予感・・・。
大きな動物との遭遇は釣れないというジンクスがあるからだ。
再び釣り始めると、先行者の気配が消え蜘蛛の巣が行く手を阻むようになった。
魚も少しだけ見えるようになったけど、やはり反応は悪かった・・・。
何とか引き出した魚も2尾バラシ・・・。やはりジンクスか・・・。
大場所のプールに到着。
ここにはいつも良い魚が付いているが、なかなか釣れないポイント。
ルアーでも何度か反応を見せるが、食いつくまでには至らない・・・。
そんな時、対岸の笹薮でガサガサと移動する物体が・・・!
子供は「誰か人間が山から下りてくるんじゃないの?」って。
確かに人間サイズの物音だけど、あの笹薮の向こうの山から人間が下りてくるか!?
「やっぱり人間じゃないんじゃないの?」と僕が言うと、子供が固まっていた!!
『クマだ!!』
僕はプールの魚を観察するために少し高い場所にいて、
手前の枝が邪魔で出てきたところは見えなかったんだけど、
下にいた子供はしばらくクマと目が合ってて、固まっていたらしい。
まだ子供だと思われるクマは、声を上げると一目散に山に戻っていった。
いや~、こんなところで初遭遇するとは・・・。奥飛騨でも遇わないのに・・・。
暑かったから水でも飲みに来たのかな???
ということで、周りが気になって釣りどころではないので退散!
大きな動物2頭のおかげで、釣れないジンクスは継続中になりました。